日曜日, 10月 08, 2006

十六夜



蓼科の家からみた昨日の月は素晴らしかった。

青白い光に照らされて、夜だというのにすべてがはっきりと見える。雲が少し流れていたが、時折真っ白で大きなお月様が雲の切れ目から完全に顔を出すと周りのすべてが月光ビームに当てられたように色が変わる。

もう10月となるとかなり寒くなる。
前日の中秋の名月があいにくの雨だったので、冬用のアウターを羽織って夕食後のお茶を外のテラスでいただいた。ちょうど、「たねや」の月見饅頭を手に入れたのでそれをつまみながら。

蓼科の家はまったくの林の中にあるので、いつもなら夜ともなると何も見えない。でも昨日は違った。月の光だけですべてが見える。吸い込まれそうな月を見ているだけで飽きない。

十六夜(いざよい)の月。満月の月よりもちょっと欠けた月

昔から日本人は完全な丸い月よりも少しだけ欠けた十六夜の月を風流で好んだそう。



今朝は素晴らしい秋の澄んだ青い空となった。

「じごぼう」というカラマツの根元に生えるきのこを採りに行った。一昨日に雨が降ったのでほんとうは昨日の朝取りに行くとよかったのだが、両親は私に取らせてあげようと1日待っていてくれたのだ。

そこにいくと必ずみつかる秘密の場所(と家族で思ってるだけ)があって、勇んで出かけたが行ったらほとんどなかった。たぶん昨日のうちに誰かが取ってしまったんだろう。

でも家の庭といってもカラマツの林なのだが、以外にたくさんみつかった。やはり人の家の庭まではとりにはこないからだ。

ついでに野生の栗も拾い、秋の味覚大集合!自然に感謝である。


(ちなみに写真のきのこはじごぼうじゃありません)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

野生の栗は、シバ栗と私の故郷では呼んでいました。小さい頃、よく拾って食べたものです。

23区内でも、おいしいシバ栗が拾えるところがあります。もうこの季節は遅く、9月上旬が旬ですが。

エクスパット

maki さんのコメント...

えっ?東京のほうが早く栗ができるんですね。どこらへんで拾えるのでしょう?

もうちょっとしたら銀杏拾いたいですねえ~