金曜日, 5月 28, 2010

祝 インテルミラノ ヨーロッパチャンピオンリーグ優勝


ちょっと遅い感動報告ですが、インテルミラノがバイエルンミュンヘンを下して、ヨーロッパチャンピオンになりました~!

ただいまトリノ近郊に滞在中のため、この45年ぶりの優勝をイタリアで見ることができた。

(写真に映っている人は、85年のインテルの世界一のキーパーのゼンガ。隣はインテルの色、Nellazula)



私はあんまりサッカーのことは詳しくないけれど、私の年齢以上、久方ぶりの優勝にミラノはすごいことに。有名なドゥオモ前は大興奮の人々でいっぱい。

試合自体はマドリードで行われたので、試合が終わったのは10時半くらいかな?

選手達はすぐに専用機に乗って、ミラノマルマルペンサ空港に向かい、朝の5時ぐらいに到着。

そのまま3万人のサポーターが待つ、スタジアムに直行。



まあ、すごい歓喜の渦、渦・・という感じで、ほんとに嬉しそうだった。


この優勝は、なんでも監督のモウリーニョの力がすごいらしく、連日彼のことばかり報道されていたけれど、次はレアルに行くことが決まっているそう。サポーター達にとっては次の監督が気なるところなのだ。

イタリアに来て本場のサッカーを見て思うことは、やっぱり闘争心というかみんなゴールを攻める攻める動きの早いサッカーなので、よくわからない私でも面白い!と。

日本ではあまり面白いと思ったことはなかったので。



私の友人の家はインテルの大ファン。

なので、10時半に試合が終わるとすぐにフェスタに直行。




夜半までお祝いをしていた。





ここは田舎町なので普段夜はひっそりしているのだが、この日は別で大人も子供も老人もみんな町にでて歩いている。

でもここトリノはユヴェントスのホームなので、インテルファンはめちゃくちゃ少数派なのだ。



なのでお祝いムードは一部だけだというのが面白い。

これも都市国家が旺盛を極め、最近統一したイタリアらしいというのか、地方色が強いんだなあと。



ワールドカップではイタリア国を応援するのだと思うが、ヨーロッパリーグでは自分の好きなチームを応援するのが普通なのだ。


さすが、カルチョの国。


火曜日, 5月 18, 2010

F1 モナコグランプリ


とうとう、夢のというかF1モナコグランプリを見に行った。


それも、たまたま友人がモナコ在住、それもファーストコーナーにあるマンションの2階にお住まいの方から招待されたので一緒に行かせてもらったのだ。



私はというとバブル世代、学生時代から古館のナレーションで、セナやプロストが全盛期、眠い目をこすりながらF1中継を見ていたものだった。とはいえ、最近はあまり見ることもなかったのが、今回は素晴らしい機会を得たわけ。
シューマッハがまたがんばってるのもすごい!


モナコグランプリといえば、町の中にコースが設定されているので、コースの上のマンションやマリーナに停泊中のクルーザーなどから見ることができる。


私たちはイタリアにいたので、まずはリグーリアにあるアラシオというリゾート地に1泊してから、電車でモナコに入った。国境の町Ventimilliaまでは1時間半くらいで、そこからモナコまで30分というところ。


コースの際にある友人宅に行くには住人用のパスが必要だ。

レース開催中は各ゲートがあり、誰でもいける訳ではない。


我々が着いたのは11時くらいなのだが、まずF3000のレースがちょうど開催されていて、コース横の道を歩くと耳を劈くすごい音。だんだんエキサイトしてくる。






お宅を訪問するとまずはシャンパンをいただきながら、レース場とマリーナを一望できるベランダにいると対岸にはちょうどモナコの王宮が見えた。


そして、フォアグラとソーテルヌをいただいた後は、ラザニアで腹ごしらえ。



赤ワインはシャトーマルゴーのマグナムが置いてある。

ムッシュウとマダムの歓待に感激しながら、F1がスタートする14時になった。



すごい音である。

このマンションからだとちょうど真下に車が走っているのが見える。

とにかく、耳栓をしないとすごいし、隣の人とは会話ができないくらいだ。

このレース60周するのだが、終わったのは16時。
ちょうど2時間くらいか。

真近で見ると過酷なレースだということがわかった。
すごいスピードで2時間走るわけだから。


日本人ドライバーは残念ながら途中リタイヤしていた。

そして優勝は予選通りのウェーバーだった。

とにかく、素晴らしくセレブな体験だったと思うが、皆さん気さくで楽しく過ごすことができた。

つい日本人はあまりにかけ離れた世界だと想像しにくいが、意外に気軽で落ち着いているんだと思った。

帰りの電車はやはり駅で交通整理があったのでしばらく待ったりたのだが、日本の花火大会に比べたらぜんぜん、あっという間に電車に乗れたのでほっとした。

モンテカルロはとても美しく、きらきらして、ゴージャスな町だ。

なかなか行く機会はなさそうだったので、この機会を与えてくれた友人に感謝感謝。

お天気にも恵まれて素晴らしい思い出になった。