?回目の誕生日。
今回はプレバースデーと本バースデーパーティを友人たちが企画してくれた。
まずはプレパーティ。
お懐石を習っている素敵な先輩がいるのだが、彼女が自宅で鍋パーティをしてくれるということになった。以前から彼女について築地に行きたいと思っていたのが、ついに買出しにお付き合いさせてもらえることになったわけである。
9時ごろだったと思うがまだ活気がある。
みな早足で歩くので、ぶつからないように必死について行く。
この日の買い物としてふぐとえび、白子を購入。
彼女は常連さんなので、「毎度~」とか言われていてかっこいい。
私は次の日のパーティで使うために活きのいい鯛を1匹購入。
あとはからすみとちりめんじゃこ。
1キロではなくて500グラムでも売ってくれるので有難いし、市価よりもかなり安い。
場外では彼女がいつも買うという鰹節とお野菜を買った後で、「南ばら亭」というところで親子丼を食べた。甘めのダシでとてもおいしい。
自分の性格だと思うけど、新鮮な食材に囲まれて食べ物の話とかしてるだけでなんだか幸せ。
この日は彼女の家でプレバースデー。
ほんとにどこの料亭で食べているのかと間違えるほどおいしい。
自家製の胡麻豆腐や白和え、絶品は白子の茶碗蒸し。おだしがはってあって美味。
こちらは会社にあった屋久島の芋焼酎「三岳」を持参。(小さな酒蔵なのでなかなか手に入らない)
とってもhappyな一時。
そういえば、翌日の鯛を1匹購入したものの、うちには出刃包丁がないので、彼女に頭を落としてもらい、内臓の処理をしてもらった。
酔っ払っていい気持ちだったのにすみません!でも翌日とても楽でした。
とはいえ、うちにある包丁は有次の文化包丁。
あまり研いでいなかったので、四苦八苦したがなんとか捌くことができた。
表の背の部分は今晩のカルパッチョに使う。
今晩の本パーティも友達の家だ。
今度は忙しい友達ばかりだったので自分で料理をする。
鯛のカルパッチョに築地で仕入れたフルーツトマト、白アスパラ、田芹のサラダ。
それにアンチョビと菜の花のパスタに牛すねの煮込みのリガトーニ。
ホールでは見たことがなかったので感激。そしてまたまたmake a wish。
自分はなんて幸せなんだ!と思う。
友人に囲まれて、おいしい料理をいただいて、2回も願い事をした。
(2回といっても同じ内容だからいいよね)
(2回といっても同じ内容だからいいよね)
翌日は鯛飯とあら炊きと潮汁を作った。
ほんとうにあまくて油がのっていておいしい鯛だった。
鯛ってあますとこなく使えて自宅でこんなにおいしくいただけるとは思わなかった。
1匹買うことでいろいろと楽しめるわけだ。
でも、調理する出刃包丁もいるし、捌く技術も必要だ。
きちんと調理して感謝してすべてをいただく。
切り身のお魚だとあまり意識したことがなかったが、丸ごと一匹の鯛を見ていると人間も食物の連鎖の中にいるように思う。
そうすると自然に感謝して残さず食べなくてはと感じる。
誕生日にこんなことに気付いたことが嬉しい。
ほんとにみんなありがとう!