木曜日, 2月 15, 2007

東京散歩










母と一緒に久しぶりに浅草に行った。

前回行ったのはいつだったかな?と考えていたら、そうそう去年の春、長命寺の桜餅を買いに行ったんだった。この桜餅は葉っぱが3枚ついていて上品な味がとってもおいしい。
銀座の松屋にも曜日限定で売ってたりするがすぐ売り切れる。



久しぶりの浅草寺、雷門。
連休中ということもあったが、かなりの観光客でごった返している。
天気もうららかで気持ちがいい。

仲見世はとてもすごい数の人で歩くのも大変なぐらいだ。
仲見世で買いたいものってないけれど、途中の箸屋さんをみつけた。
そこで母が持ち歩けるようにmy箸を購入。

浅草寺の門は今工事中らしくカバーがかかっていたが、本堂はやはりりっぱで大きい。
例のごとくお線香の煙を頭につけている人がたくさんいる。


本堂でお参りをしてから裏を散歩する。
梅が満開だったり椿もきれいに咲いている。
霞んだ感じの陽気に五重塔がきれいだ。

お祭りじゃないけど屋台がたくさん出ていてなんだか楽しい。

それから伝法院通りを抜けて浅草ROX方面を歩く。
途中に柘植のくしやさんや古美術やさんなどが並んでいる。
お団子を食べながら歩く。

さすがにてんぷらで有名な大黒家は長蛇の列だった。

そしてすしや通りにある入山のお煎餅やさんに行く。
ここは1枚1枚炭火の上で手焼きでお煎餅を焼いている。
手作りなのですぐに売り切れてしまうが、ちょっと待っていたら買えたので、焼きたてのお煎餅を頬張りながらまた歩く。

表通りに戻り神谷バーをすぎて吾妻橋から隅田川を見る。
水上バスも長蛇の列だ。

のんびりふらふら歩き続けたので、銀座線に乗る。
これから渋谷の松涛にある戸栗美術館に行くのだ。
銀座線の終点から終点なので約25分間ちょうどいいお昼寝タイム。


戸栗美術館は古伊万里や東洋の陶磁が集められている小さな美術館。
大きすぎないのでゆっくり見るにはとてもお勧めの美術館である。
今回は「古九谷」特集をしていた。

九谷焼といえば金沢なので加賀地方の産だと思っていたが、古九谷と呼ばれる磁器はほとんどが伊万里で焼かれていたそうである。なので古伊万里の中にある一様式である古九谷ということになるらしい。

どちらでもいいけどとても素敵だった。
17世紀のものばかりだが、色彩と文様が豊かでとても美しい。
こういうものがヨーロッパの陶磁に影響を与えたのかと思うと不思議である。

東洋と西洋が影響し合って素晴らしいものが今に残ったのかと思うとなんだかうれしい。


そして最後は大好きな三合庵でおそばをいただいた。
いつも5500円のコースをいただくが、旬の野菜中心でおだしがちゃんと効いているとても体に優しい味である。また、素敵な器を使っているので見た目にもとてもいい。
お蕎麦はしっかりした歯ざわりでお汁は濃い目である。



盛りだくさんな一日だったけど、外国から来た方を案内するときにお勧めコースだと自負。
もちろん東京に遊びにきた友達も案内してもいい。

なかなかいい東京散歩コースを発見!

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