月曜日, 9月 11, 2006
明治神宮
8月に南アルプスの北岳~間ノ岳~農鳥岳の縦走をした。
3年ほど前から山登りに行くようになり、いくつかの山行きを経験したが、今回のようなテントでの縦走は初めてだった。
以前3000メートルを超える高山に登ったときも、息があがり高山病になりやすいということもあったが今回は15キロ以上のザックをしょいながら3泊のテントはかなりハードだったらしく、なんとか完遂したものの下山した翌日からひどいむくみを経験した。
(足がサリーちゃんの足または象さんみたいにパンパンに腫れたの~)
体力や脚力には自信があったけど、高山病だけは生まれつきらしく、高い山に行くときはハードスケジュールはやめようと思った。
なぜ、山に登るのか?
私の場合、ピークを征服したいという欲求はない。
なぜか、山の緑の中にいると落ち着くのだ。
もしかしたら、前世は山伏だったかも?しれない。
でも、8月の南アルプスはすばらしく、高山植物の図鑑にある花はほとんど咲いているんじゃなかろうか?というぐらい可憐な花がたくさん咲いていたし、雲海の上に上る朝日を見るのも高い山に登らないと経験できないだろう。
前置きが長くなったが、この山行きから帰って以来、今までの疲れ?も相まってか、体の調子が悪く、お酒も飲めなくなってしまった。
(最近友人と会社を創業し、打ち合わせと称してかなり飲んでたかも・・)
かなりエネルギーが低下してしまっているように感じたので、明治神宮にお参りにいくことにした。
神社は高いエネルギースポットに建てられているので、こんなときはお参りにいくに限る。
明治神宮に行くときは必ずといっていいほど、よく晴れる。
貫けるような青空に心も澄み渡る。
休日の原宿駅の近くは例のゴスロリとかコスプレの女の子がたむろしていて、すごい人だかりだ。最近は日本を旅行する外国人たちの観光スポットになっているようだ。
こんなに暑いのに大変だなと横目でみながら鳥居に向かう。
鳥居を超えると別世界。
さっきまでの喧騒がうそのようだし、温度も2、3度違うようでとても涼しい。
上を見上げると本殿に向かう道の上がちょうどぬけていて青空が見える。
いつも思うのだが、木々に囲まれた天の川のようだ。
日曜だったこともあり、神社にいる人はほとんど観光客でお参りに来てる人は少ない。
お参りを終えるといつもおみくじをひく。
おみくじといっても、ここのは「大御心」といって、明治天皇と昭憲皇太后のお歌なのだ。
だいたい、いつもその時に必要な適切な歌を下さる。
不思議だな~と思うのだが。
この度の歌: 峯
「大空にそびえて見ゆるたかねにも、登ればのぼる道はありけり」
(大空に高くそびえ立っているけわしい峰々にも、登っていけば、自然と登り得る道はあるものです。只必要なのは、頂上を究めなければ止まない勇気と努力とです)
すごいと思いません?
山の頂を思い出した。
こういうことがあると、神様は人知れず見守っていてくださるのだな~って思う。
誰でも心身ともに疲れちゃうときってあると思うけど、そんなときはお勧めです。
明治神宮のお参り。
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