金曜日, 10月 19, 2007

インド旅行記 - ヴィーナさんのヨガレッスン


ロハルハウスでの2日間は、ヴィーナさんがヨガの先生なので毎朝7時からレッスンを受ける。
昼間には30度を超えるところだが、砂漠気候のせいか早朝はかなり涼しい。
朝早く起きて緑の芝生でのレッスンはとても気持ちがよかった。


2日にわたりウォーミングアップから笑うヨガ、瞑想まで教えてくれた。
ベーシックな部分をわかりやすく教えてもらったので、全部は紹介できないががその中でも呼吸の仕方、Pranayamaプラナヤマはすぐに実践できるものなので少しここで紹介したい。

この呼吸法はスポーツ選手が試合の前などに精神統一してエネルギーを体に充満させるのに使うという。鼻だけで呼吸する。


Lom-anulom ロム アヌロム
親指と薬指を使って鼻の穴をふさいで呼吸。左から吸って右で吐く。右から吸って左から吐くというのを繰り返す。1日10分やると高血圧にいい。

応用編で寒いときの効果がある呼吸法
左だけを100回、右だけを100回、両方100回と早い呼吸を繰り返す。

Ujjayiウジャイー
喉の奥を鳴らして呼吸。甲状腺にいい。

Agni sara アグニーサーラ
鼻で吸って息を全部吐ききってお腹をへこましたところでへその辺りを背骨のほうにへこませる運動。胃にいいそう。

Bhramri
親指で耳の穴をふさぎ、中指、薬指で目をふさぎ声を出し蜂の飛ぶ音のような音を頭の中に響かせる。これは偏頭痛にいいそう。


またプラナヤマだけではなくたくさんのことを教えてもらった。
特に印象的だったのは瞑想の後、AUMオームというマントラ(真言)を何度も唱え、体中に響かせる(バイブレーション)ことでエネルギーが充満して精神が落ち着くということを知った。

オームとは母なるマントラで宇宙の種のことだそう。

そして笑うヨガ。
よくインドの公園では笑うヨガをやっているおじさんがいると聞いていたし、確かにデリーの公園でも見た。
でも、自分でやってみるとこれがなかなか楽しい。
思いっきり「わっはっは~」と笑っているとほんとうに楽しくなってきて、終いには涙も出てきたり。それに大笑いすると横隔膜を思いっきり使うので腹筋にもなりそうだった。


人間は身体と精神の両方がリラックスしないといけない。
身体が動きすぎると精神はリラックスしないので、最初に身体をリラックスさせる。そして瞑想して精神、心をリラックス。みんなのこと、世界のこと、神様のこと、すべての幸福を願いながら・・・・とヴィーナさんは教えてくれた。

2 件のコメント:

maron さんのコメント...

本場でヨガまでしていたとは・・・、さすがです(笑)。
みどりの芝生もきれいな写真。「笑うヨガ」私もやってみようかな。ヨガの基本ができていないと笑いながらやる余裕がうまれないかしら?

maki さんのコメント...

ぜんぜんOK。
リラックスして座り、大笑いするだけだから。みんなで笑うとやりやすいかも。

プラナヤマは是非やってほしいです。
口は使わず(余分なものも入るからだそう)鼻だけでゆっくり呼吸するだけで体にエネルギー(プラナ)が入っていくから。