水曜日, 7月 14, 2010
東リヴィエラの海 - ジェノバとポルトフィーノ
いよいよイタリアはヴァカンスシーズンに突入。
週末ともなると海に行く人で道路も電車も人でいっぱいになる。
最近はぎらぎらした太陽が照りつけ、暑い日が多いけれど、日本の蒸し暑さに比べたらまだいい。
とはいえ、イタリア人にとってはかなり暑いらしく、挨拶といえば必ず「めちゃくちゃ暑いね!」という感じ。
こんな時はすぐにでも海かプールに飛び込みたい! ということで、リグーリアの町を旅してきました。
そう、あの有名なポルトフィーノにも行って来ました~
ジェノバとサンタ・マルガリータ・リグレとポルトフィーノ。
ジェノバといえば、コロンブスとサルサ・ジェノベーゼ。バジルとにんにくと松の実の緑色のソースだ。もちろん新鮮な魚をたくさん置いてあるマーケットもある。
ここは大きな港町なのでたくさんの人がいるし、かつての繁栄を偲ばせる古い町並みが残っている。昔の貴族の館が保存されている旧市街地は世界遺産にも指定されている。
そういえば、「母を訪ねて三千里」のマルコもジェノバからはるばるアルゼンチンまで旅したんだっけ?いろんな所に行ける港町というわけだ。
ちなみにサルディニアに向かう船もここから出ている。
サンタ・マルガリータ・リグレはジェノバから電車で45分くらいの海岸沿いの町だ。
ちなみに私達は電車で行くはずが、この日はストのため電車はまったく動いていなかった。 久々のショーペロである。
なんか駅が空いてるな~とは思っていたのだが・・ 前日の9時に解決したということだったが、翌日はだめということ。
仕方がないので、その場にいた人たちとタクシーをシェアして向かうこととなった。
ここはあまり日本の人には知られていないが、イタリアではとても有名でたくさんの別荘とホテルが立ち並ぶ。ポルトフィーノには、ここから船かバスで向かうことになる。
ポルトフィーノがお金持ちのリゾートとすれば、ここは庶民のということになるだろうか。 でも、シーズンなのでホテルはいっぱいだし、なかなかいいお値段だ。
またたくさんの外国人もヴァカンスを楽しんでいるようで、英語がよく聞こえてきた。
まずはポルトフィーノに船で向かう。 ポルトフィーノは小さな入り江になっていて、本当に小さくてあっという間に見れてしまう。 15分くらいで着いてしまうのだが、船でゆっくりと港に入るのは素敵だ。
丘の上には有名なホテルスプレンディドsplendidoが見える。 ここは世界のセレブが泊まるホテルで、1泊1000ユーロくらいだろうか?
港の端にはへばりつくようにして建っている色とりどりの建物が見えて美しい。
そして港の対岸が半島になっていて、そこを登ると小さなお城がある。 急な坂道なので、暑い昼間に歩くとなかなかしんどい思いをしたが、そこから眺める景色は絶景 だった。
素晴らしいの一言。「Che splendido !!」 (素晴らしいという意味です)
泊まるのは難しいので、ちょっと船で遊びに行くのにちょうどいい場所だ。
ただ昼間に移動したのでかなり暑くて消耗した感じなので、あとはホテルに戻り、プールでゆっくりした。
目の前は海で、たくさんのビーチパラソルとヨットが見える。
ヨーロッパの夏は夜が長い。 10時を過ぎないとなかなか暗くならないので、まだまだゆっくりできるとい
う感じ。 ディナーも8時半くらいからだろうか。その前にアペリティーボといって7時くらいからバールで一杯飲んでから食事に向かうのが普通だ。
この日は久々の魚のグリルとボンゴレと白ワインを堪能した。
今回は短い滞在だったので、今度はゆっくり行きたいなあ・・
時間があれば、もう少し南に下るとチンクエテッレcinqueterreという小さな村が5つあり、そこも世界遺産に指定されている素晴らしいところがある。
その辺も見ながらゆっくり行けるといいなあともう次回を夢見ている私・・
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