木曜日, 9月 03, 2009
東洋のコートダジュール
ずいぶん今年は秋の訪れが早いようだ。
虫の音は美しく、日差しもなんだかやさしい秋の日の変わった気がする。
まだ9月に入ったばかりだというのに、本当に気候が変わっていくのだろうか。
そんななか、最後の夏休みを楽しもうと、先日久しぶりに伊豆高原の友人宅、松本榮一、恭さん宅に滞在した。
いつ行っても素晴らしい環境に感動するけれど、まだ夏の緑が美しく、でも夜はやっぱりひんやりする。
恭さんはとっても料理が上手で、特に自然派の食材や料理にも詳しい。
伊豆は海と山に囲まれているから地のものだけでもすばらしい食材が揃う。
彼女とあ会うときはいつも東京にいるころから、なぜか一緒に料理をして家で食べることが多かった。
食事の趣味が合うというのかな?二人とも野菜が好きなのでいつも野菜いっぱいの料理と、私が好きなパスタ料理になることが多い。もちろんワインも。
そして彼らのうちには温泉がひかれているので、おうちでゆっくりお風呂に入るのもとても楽しみなのである。
今回は1日ドライブしようということで下田に行った。
東京からだとあまりの遠さになかなか行けないのだが、彼らのうちからだ1時間弱でついてしまう。
最後の夏を楽しもうと意気込んで水着を着ていったのだが、台風の影響からか風が強いし、肌寒い。
それでも白浜のビーチにはたくさん人がいて泳いではいたけれど、あまりの風にやっぱり今日はドライブだねと、もう少し先に行ってみた。
海岸沿いのドライブはなかなか快適だ。
すばらしい景観が広がる。
ここはイタリアのカプリ? またはスペインのマヨルカ島?みたいな景観だ。
伊豆高原を出るころは小雨、そのうち曇りで下田あたりは晴れたり曇ったりで風も強かったのが、石廊崎をすぎて南伊豆と西伊豆の間にさしかかったころはすばらしい天気になった。
もう夕方近かったのだが、松崎の近くにすばらしいビーチを発見。
その名も「東洋のコートダジュール」とあった。
思わず、夕方だったけど水に飛び込む。
遠浅で底の砂が見えるくらい水が透き通っている。
そして少し落ちかかった太陽の下を泳ぐのはもう最高。
とてもリラックスして、すべてのことに感謝したい気持ちになった。
東伊豆と西伊豆ではこんなにも気候が変わるのかとびっくりしたが、最後にとっておきのプレゼントを神様
からいただいたような、そんな気持ちになった。
コートダジュールに行かなくても、そんな気分になれる素晴らしい場所だ。
そして、コートダジュールにはない温泉がそこにはあった。
ここらへんは日本らしいところかな?
来年は船を借りて回ってみたいねという話になり、なんだか今からわくわくだ。
日本には素晴らしい場所が、訪れていない美しい場所がたくさんあるんだと感動した。
そして最後のいい夏休みなった気がする。
ほんとに夏は短い。あっという間に終わってしまうんだと思った。
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