火曜日, 9月 18, 2007

秋祭

どこからともなく篳篥と太鼓の音がする。

ここ2週間ほどは秋祭りのシーズン。東京の街を歩いているとどの町内会、神社でも秋の実りを感謝する秋祭りが行われているらしい。我が家近くの麻布、目黒、白金、三田、ここいらで小さな御輿を置きお囃子の音が聞こえる週末だった。


そしてお囃子とは関係ないけれど、この週末はわが母校の大学の同窓会が主催する宮代祭というお祭に参加(せざるをえなく)した。半年前から毎月打ち合わせに集まり、無事に終了したので今はほっとしている。


宮代祭は、同窓会が中心になってでバザーやラッフルをやったり、飲食コーナーやミニコンサートを主宰する。大学はまだ夏休みなので、学生が休みのうちに秋祭のようなものを行うわけだ。

私たちの担当はキッズルームといって子供達が遊べるスペースを提供する。正直いって年齢的にも時間の余裕のある人が少ない年次で、かなり参加人数も少なくやっとの思いでやり遂げたという感じ。


そのなかで私の担当はバルーンアート。1週間前に練習してなんとかなったが、風船をふくらまして、犬とかキリンとか作る。これが結構子供達には大人気で、とても忙しかったけど、子供達の笑顔を見てなんとかがんばれた。
秋の実りとは関係はないが、半年準備して終わったイベントなのでなんとなくお祭が終わった気分。

収穫といえば、私はここ数年、群馬で有機農法を実践しているある方の野菜を毎年送ってもらっている。本来なら雑草を取りにいったり、田植えに行ったりお手伝いをすべきなのだが最近は忙しくてなかなか訪ねることができない。


いつも、出来たとこペースで野菜を送ってもらえる。

春は去年仕込んだ味噌と米。そして春の菜っ葉類。
夏はとても多くて、トマト、胡瓜、たまねぎ、ピーマン、じゃがいも、茄子、インゲン、枝豆、とうもろこし、etc. 秋はもちろん、新米にそのうちサトイモ、だいこん、白菜など。
どれも本当の味がする野菜たち。とっても甘くてスーパーではなかなか買えない貴重なものばかりである。


夏はとーても大量の野菜が一度の送られてくるので大変。がんばってラタテュイユにしたりするのだが、この度大量のじゃがいもが送られて来たので、フランスのママンの味、ポテトグラタンと作ってみた。
ただジャガイモを牛乳で煮て、生クリームとチーズを入れて焼くだけ。大量にジャガイモを使えるでやってみる。ポイントはにんにくを入れること。
あまりホワイトソースが好きではない私でもにんにくを入れるとほんとうにおいしくできた。フランス人に食べてみてもらいぐらいだ。
というのは、ちゃんと心をこめて作った野菜に、いい食材、中沢の生クリームやグリュイエールチーズを使うだけで本当のおいしく作れるのだ。
もちろん他にコロッケも作ってみた。ほとんど揚げ物をしない我が家なのだけど、パン粉を買ってきて作ってみたらとてもおいしくできた。自家製はまた格別。

秋の実りに感謝しつつおいしい野菜をいただくと身も心も幸せになった。

いい素材のものをおうちでいただくのが一番のご馳走かもしれない。

1 件のコメント:

maron さんのコメント...

ポテトコロッケにグラタン!! おいしそう☆
そして、忙しい中ちゃんと作っているの、偉いわ。私は大量のジャガイモをひたすらポテトサラダで食べ、コロッケは冷凍のを買っているという「体たらく」です・・・。