火曜日, 5月 22, 2007

蓼科事情 - ルスッド

今年のGWは前半は友人の別荘がある草津に行き、後半は蓼科に行った。

もちろん蓼科では両親の店「ルスッド」を手伝ったが、大好きな温泉にほとんど毎日のように入ることができた。




ここで少し蓼科の店「ルスッド」を紹介。

場所は蓼科湖の上ビーナスライン上の笹丸平というバス停のあるところ。


私の父は輸入業をしていたが、そのときに輸入していたプロヴァンスハーブを中心にハーブティ、蜂蜜、ゲランドの塩などを置いていたが、いかんせん日本人にはなじみの少ない品、ということで同時に軽井沢にもある「腸詰屋」のソーセージを販売している。

最近は父の提案で信州のそば粉を使ったクレープ(フランスではガレットという)を出すようになった。


メニューに載せる前は、東京の表参道にある「ル・ブルターニュ」に偵察に行ったりして、クレープを焼く練習をしたそうだが、最近はとても上手になり見栄えもよくなった。


ガレットはしょっぱいのでおやつではなく食事としていただけるが、これがけっこういける。
チーズもグリュイエールを使うし、生ハムも腸詰屋のものなのでとてもおいしい。

確かにプロヴァンスに旅行したときはどこにもガレットがあった。
フランスでは食事のメニューとしてかなりポピュラーなのである。
本場はやはりそば粉の産地であるブルターニュのサンマロあたりだろうけれど。

最近は蓼科の新名物として信州のそば粉を使った「そばガレット」のPRを始めたそうなので、広まっていくといいけれど、誰でもすぐに焼けるというものでもないのでじわじわと広がるのかな?


以外においしいので蓼科に行かれる機会がある方は一度食べてみては?と思う。

ついでに宣伝。

ルスッドのハーブティ、塩、ソーセージが買えるインターネットショップが出来たのでよかったら覗いてみてください。

八ヶ岳おいしい食卓



そして私が蓼科に行くと必ず寄るお蕎麦屋さん「みつ蔵」

こちらは蓼科湖の手前、同じくビーナスライン上にある。
ここのおそばはとても上品だけど、ほんとうに蕎麦の味がする絶品。

いつも卵焼きも頼むのだが、これもまた香ばしくてほんとにおいしい。
大きな四角いお皿に”でん”と出てくる。たぶん卵6個ぐらい使っているのでは?と思う。

ただこちらのお店は大変人気があり、いついっても混んでいるので週末や祝日は並ぶのを覚悟で行かないといけない。


今回蓼科滞在最後の日に、八方台を少し歩いた後、森の中の渋辰野館の日帰り温泉に行ってみた。ここは蓼科の中でも奥、八ヶ岳への登山口近くに位置する。


ここには信玄の隠し湯、薬湯があるのだ。

まさに真っ白な硫黄の温泉。

もちろん石鹸は使ってはいけない、本格派のお湯。(ここ以外にも体を洗える内湯はあります)

源泉は冷たい。
横にはそれを沸かしている暖かいお風呂があったので、交互に入る。



とーっても効く~という感じ。

GWも終わった後、一人でぼーと過ごす。
かなり贅沢な時間。


ほんとに温泉って癒されるんだな~
精神的にもリラックスするし、お肌もつるつるになる。


俗世間から離れた別世界。

昔は信玄も武者も馬も入ったお湯に一人で浸かるとなんだか不思議な感じがした。

2 件のコメント:

maron さんのコメント...

蓼科行きたくなった!!
信玄の温泉とは大河ドラマの「風林火山」もあってタイムリー? 去年泊まった「親湯」も信玄も入ったとかなんとかだった気が・・・。お父さんのクレープも食べに行かなくっちゃ。

maki さんのコメント...

蓼科の辺りは信玄が作った軍用道路、棒道が残っているのです。なのでいろいろと縁のあるところがあります。

お父さんのガレットもかなり腕を上げたので、食べに来てください!