最近はオフィスも六本木になったこともあり、丸の内はご無沙汰だった。
が、先日アポがあったので例の新丸ビルを覗いてみた。
ウィークデイの昼前だったがかなりのおばさま達でにぎわっていた。
新丸ビルといえば、私が社会人として初めて働いた会社があった場所で、言わば社会人デビューした懐かしいビルである。
外装はなんだか黒っぽくて、白っぽい丸ビルと対照的にしているのだろうか。
昔の丸ビルも東京駅からみると同じような建物が対照的に並んでいたから意識したのだろう。
中は新しいけど落ち着いた感じで昔の雰囲気をうまく残しているように思えた。
ただ、昔はさえない店が多かったが今回は俄然違う。
ファッショナブルなお店と地下の食品売り場はまるでデパチカみたいですごい。
これなら丸の内OLたちも楽しい食生活が期待できる。
思えば本当に悲惨だったあの界隈。
ランチといえばビルの地下しかなかった。
暗いランチ生活が何年も続いていたのが、丸の内仲通りが整備されてからだろうか。
旧丸ビルが出来上がったのを皮切りにあの辺の古いビルが次々と新しくなっていった。
今ではどこに行こうか悩むほど飲食店が増えた。
おかげでビジネスマン以外のいろいろな人達がやってくる。
これが町の活性化というのか。
三菱地所の戦略は今のところ成功しているようだ。
そういえば2007年問題というのがあったがそんな心配はどこ吹く風といったところか。
新丸ビルのオフィス賃料は坪6万というから賃料も上昇してきている。
それでも企業は払う余裕があるのだから。
最近決算報告が次々と出てきたが景気のいい企業が多いようだから、しばらくはこういう状態が続くのだろう。
好調な企業収益がやっと今夏のボーナスにも反映されそうな気配なので、これから個人消費の波が押し寄せてくるのか。
この夏はバブリーな話題を聞くことになるかもしれない。
2 件のコメント:
makiさん、
私も先日ちょこっと新丸ビルをのぞきました。
オフィス階ではなかったですのでなんとも言えませんが、ショッピング階はブランド系のショップがこれでもかこれでもかと5階までありましたね。
その上にレストラン階。上手く考えられています。
買い物に飽きたら、腹ごしらえと。さすがのマーケティング方法ですね。
うわさではスイスや米系金融機関も入居するそうですよ。
東京駅周辺フィナンシャルセンター化は現実化していますね。
ロンドンのシティーかNYのウォール街といった感じになるのでしょうか?
それにしては証券業界の進出が少ないですね。
そういえば、某米国証券は新丸ビルでした。
日本の証券はなんとなく兜町、茅場町あたりがいいんでしょう。
営業マンにとっては東京駅周辺がなんといっても便利。新マルでは深夜営業するレストランもあるっていうから残業の後も一杯やるのに悩まなくよさそうですね。
あっ、エクスパットさんはその必要はないですかねえ。
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