水曜日, 5月 28, 2008

ルッコラ my favorite


友人のお父様が作っているルッコラを袋いっぱいたくさんいただいた。

自家菜園でたくさん取れたそう。

ルッコラには目がない・・ほど大好きな葉っぱ。
スーパーでは最近よく目にするようになってれど、ビニールに数本入っている感じ。


ハーブコーナーでロケットという名前でも売られている。





食べるとちょっとほろ苦い。


よく胡麻の味がするなんて言われているが、これがほんとにオリーブオイルとの相性がいい。


イタリアに行くと大体、Insalata di rucola e pomodoro なんていうサラダがポピュラー。
とはいえ、ルッコラの葉っぱをちぎってトマトと一緒に出てくるだけのシンプルなもの。
もちろんドレッシングは自分で適当にやる。



オリーブオイルとビネガーと塩と胡椒セットがテーブルには備えてあるから、好きなようにかけるわけ。

昔からオリーブオイルは大好きだってけれど、最近は身体にとてもいいことも知った。

オイルにもいろいろな種類があって、トランス脂肪酸を含んだオイルは最悪。


例えばファーストフードで使われるものや、お店で売っている加工品は大体そういう油を使っている。





身体にいいのはオメガ3をもつ、青背の魚の油やナッツ、オリーブオイルにアマニオイルはよい油なのだそう。


詳しくはこの本に書いてあります。

「心臓病・糖尿病・がんの原因は慢性炎症だった」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4534039263



こないだの餃子事件でも思ったけれど、結局加工されたものを食べるのではなく自分の目でわかる食品、どうやってきたのかがわかるものを使って自分で作るのが一番いいということがわかる。





だってこんなにおいしいんだもの。



それに関連して、先日教えていただいた本。


「いのちの食べかた」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/465207803X



この本は小学生向けなのだが、大人が十分に読める本。


食卓にのぼるお肉たちがどうやって来るのかをちゃんと知ろうというもの。
こんなの大人だってわかっていない人が多いと思うのでとても良い本だった。



人間も地球のいのちの連鎖の中で生きているということ。


どうやって人間の口に入るのかを知り、命をいただいているということを自覚させられるいいものっだった。





お父さんほんとにたくさんのルッコラをありがとう!
大事に育ててくれた野菜だから、ほんとにおいしかった。



またよろしくです~


なーんて!

金曜日, 5月 16, 2008

ホワイトアスパラガス


いやあ~

先日友人の誘いでランチに行ったドイツレストランで、今まさに旬であるホワイトアスパラガス食べた。

なんでもドイツから空輸しているそうなのだが、特別にランチプレート(1300円)につけてくれるという。
←大きいでしょう!
マダムが

「何本おつけします?」
と聞くので、

1本もなんだから、

「では2本で!」

とオーダー。


すると中から、シェフが出てきて、

「こんなんです!」
と、空輸されてきた生のアスパラを披露してくれた。

かなり太くてりっぱなアスパラ。

食べ方だが通常ドイツではゆでたアスパラをオランディーソース(卵で乳化したマヨネーズみたいなソース)で食べるそうだが、今日はできないということでバターソースでいただいた。




なんともいえず、甘くておいしい。

あまりに太いのでいつものアスパラとちょっと違う。

ドイツレストラン&お天気のいいランチ&その後の仕事ものんびりモードだったので
ビールも一杯オーダー。

数年前に行ったドイツでよく見かけたラベル、Bitburgerである。
すっかりいい気分のランチになったわけだが、お会計に愕然。

なんでもアスパラはグラム売りだということで、3人で6本、680グラム。
かなり大きいので量もあるけれど、お代がなかなか素敵でした^_^;
6本で9690円だから、1本1615円 !!

ランチプレートより1本の値段が高かったわけ。

ふう。
通りでマダムの機嫌がいいと思った・・

旬だし、空輸だし、おいしかったけど・・・なかなかいい勉強になりました。

でもレストランの接客として、マダムも1本これぐらいの大きさで、こんな値段ですよというべきよね。
ランチの客なんだしね。

先日久しぶりに行った新マルビルのランチも仰天だけど。
浅草の老舗洋食屋さんのハンバーグが1500円、ライスは別で300円。
スタバのようなシアトルのコーヒーショップのカプチーノのショートサイズが480円。
ベーカリーの胚芽入りクロワッサンがおひとつ280円(小さい!) →



ミッドタウンにあるSADAHARU AOKIのクロワッサンにも面食らったけど。
確かエシレバター入りとかで400円以上していたかも。 →

最近の食料物価が上がっているというのとは別の価格帯というのか。
ビルの地代込みなのかもしれない。


私は個人的に近所にあるメゾンカイザーのパンが大好き。
こちらのクロワッサンは大きくても180円。
フランスから小麦粉も輸入して作っているらしいので、とってもおいしい。
でも最近大きさが小さくなったような気がするけど、店員さんはそんなことないって言う。
輸送代や輸入食料品の価格は確実に上がっている。
私の大好きなディチェコのパスタも安いときは200円ぐらいで買えたのが、最近は298円とか。
今後はもっと大変になるのは目に見えている。
なんとか日本で自給する手立てをしないといけないと真剣に思う。

土曜日, 5月 03, 2008

本物の芸によるコラボ















久しぶりに素晴らしい番組を見た。
NHKの教育でやっていた番組なのだが、能楽師の梅若六郎と伝説のプリマンドンナ、マイヤ・プリセツカヤのコラボレーション。それも上賀茂神社を舞台にラヴェルのボレロを尺八と鼓と篳篥で奏でた中での、春を演じた舞台だった。

六郎が鷹、プリセツカヤは桜の精、そして藤間勘十郎は蝶を表現した完全に3人の即興で演じたものである。まさに二度と同じ舞台はないというものだった。

老いた桜の木が見事な花をつける、そんな感じの表現をを還暦を迎えた六郎と83歳だというプリセツカヤが演じる。まさに芸に全身全霊を傾けてきた本当の芸の域を見たような気がした。

プリセツカヤといえば、ボリショイバレエの伝説のプリマドンナ、瀕死の白鳥を踊れば右に出るものはいない、素晴らしい表現力を持った人物である。
バレエと能と舞、それに西洋音楽を日本の楽器で奏でる。入り混じったものであるけれど、本当の芸は素晴らしいものをむ生み出すんだということを見せ付けられた気がする。
まさに国や人種を越えた本当の感動を呼び起こすものだった。
テレビだというのに涙が流れる。
本物はすごいと思った瞬間だった。