なかなか天気が定まらない東京だが、蓼科は一足先に秋の気配。
連休を利用して諏訪大社のお参りと最後にひとつだけ残していた八ヶ岳連峰のひとつ阿弥陀岳に登った。
諏訪大社は諏訪湖を中心に茅野(東京)よりに上社(前宮、本宮)、北側の下諏訪に下社(秋宮、春宮)と4つの社がある。もちろん、7年に一度の御柱祭りのときにはそれぞれの社に使う柱をそれぞれ切り出し、運び、建てるのだ。
なかなか4つののお宮を一気にお参りするのは大変なのだが、友人のリクエストもあり1日を使ってお参りした。
蓼科を出るときは曇りだったのが、里に下りると晴れ上がり、良い日になった。
お彼岸ということもあるのか、なぜか人が多い。
そうそう、大河ドラマ「風林火山」の影響もあるのかもしれない。
そこここにノボリが立っていたから。
そして、お宮参りをしている赤ちゃんたちも何人も見た。
最近私の周りではベビーラッシュでたくさんのベビーが誕生しているのでなんとなく親近感がある。
なんだか明るくて、気持ちのいいお参り日和だった。
もちろん、お参りの後は秋宮近くの下諏訪の共同浴場「遊泉ハウス児湯」に入った。
下諏訪の共同浴場はどこも220円。それもとってもいいお湯なので満足。
紅葉にはまだ早かったが、あちらこちらに秋の気配を見る。
もう栗がなっていたり、黄金の稲穂がとても美しい。
もうすぐ刈り入れの季節になるのだろう。
そして、南八ヶ岳のひとつ、最後に残っていた阿弥陀岳(2805M)に登頂した。
私の都合で日帰りになってしまったので、一緒に登った母にはちょっときつかったようだったがこれで全部制覇したからいいかな?
阿弥陀岳は茅野側から見ると最高峰赤岳の手前にある山。
ただ、最後は急な登りになるので、ザックを手前に置いて登る人もいるみたいだ。
ただ、最後は急な登りになるので、ザックを手前に置いて登る人もいるみたいだ。
たしかに赤岳よりも急な気がする。
はしごがあったり、鎖があったりとスリル満点。
バランスを崩すと落ちてしまいそうだ。
頂上に着くと阿弥陀様の彫像の側にたくさん亡くなったい人の碑があったので危険なところなのだ。
朝は晴れていた天気も山の上では霧が発生して、残念ながら何も見えなかった。
晴れていたら向かいの赤岳も見えるはずだし、360度富士山も見えるはずだったけど、怪我なく登れたことに感謝である。
これでいつも下から眺めていた八ヶ岳、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、権現岳、編笠山に登ることができた。
なんだか嬉しい!